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【JOB FIND10】社会福祉法人十愛療育会 横浜医療福祉センター港南

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施設情報

施設の基本情報

施設名:社会福祉法人十愛療育会 横浜医療福祉センター港南
場所:横浜市港南区港南台4-6-20
最寄りの駅:JR港南台駅より徒歩7
施設種別:重症心身障害児者施設(長期入所144人、短期入所16人)
主な事業:長期入所・短期入所/外来診療/相談

施設の特徴

①多職種協働
生活支援員、看護師、医師(24時間常駐)、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、福祉職、臨床工学技士、栄養士、検査技師など、多くの職種の職員が協働し、利用者さんの生活を支えています。

②2名体制でケア
排泄、更衣、入浴、体位変換、移乗、カニューレホルダー交換などのケアは、常に2名で行います。2名で行うことで利用者さんに個別性のあるケアができ、職員にとってもその場で相談・助言を受けることができます。

③ノーリフティング
利用者さんと職員の双方の安全を守るため、ノーリフティングケアを推進しています。

④充実した福利厚生
超過勤務が少ないので、趣味や習い事、家族との時間が取れます。また休暇が取りやすく年間休日は125日。有給休暇は初年度も入職3ヶ月後から13日あります。

⑤教育・キャリア支援体制が充実
学研のeラーニングを導入しているため、動画でいつでも確認や振り返りをすることができます。
看護師のキャリアアップ支援では学会発表、看護協会などの外部研修受講・重症心身障害認定看護師等の資格取得など、費用面や時間保障等でサポートしています。

職場環境

〇利用者さんの散歩:吸引が必要な方・人工呼吸器を使用している方も公園や買い物に行き、ディズニーランドに出かけることもあります。看護師と生活支援員の担当者が協働して計画を立案し、同行します。

〇横浜市立中村支援学校の港南分教室:小学部、中学部、高等部があり、生徒は毎日学校に行き、先生と1対1の授業を受けることができます。吸引や痙攣発作の対応・急変時の対応等のために看護師が付き添います。

〇家族控室:ご家族と利用者さんだけで大切な時間を過ごすことができる部屋で、ミニキッチンやシャワーがありご家族が宿泊することができます。

〇日中活動室:成人の利用者さんが社会参加として活動するためのお部屋で、季節ごとのお楽しみや音楽鑑賞・創作などに取り組みます。専任の職員を配置しています。

〇スヌーズレン室:床にマットを広げて寝ころび職員も一緒にリラックスすることができます。

横浜医療福祉センター港南1_600x450マレヒセント・ゴーテルと利用者さん
横浜医療福祉センター港南交流ラウンジにて利用者さんと一緒に

INTERVIEW

認定重症心身障害看護師のIさんにインタビューしました

Q:就職した経緯をお聞かせください

A:こども医療センターや特別支援学校の勤務で重心のお子さんと関わりがありました。「利用者さんの笑顔を第一に」の理念に共感し、「もっと引き出せる看護をしたい」と思い就職しました。実際に、利用者さんの表情の変化や笑顔がやりがいとなり、モチベーションになっています。

Q:病院等とこちらのセンター港南との違いはどのようなことでしょうか

A:一つは、「治療中心」から「生活」がメインになることが大きな違いです。病院も福祉も共通して安全・安楽が一番大事で、その上で利用者さんの生活を支えながら、悪化しないように、維持できるように支援していきます。
二つ目は多職種協働です。色々な職種の考え方や専門知識が得られ、新たな発見があります。協働するために大切なのは、それぞれの専門職の役割を尊重し、〝利用者さんにとってどうか″という視点で話し合うことです。

Q:仕事を続けていくうえで大切にしていることは何ですか

A:長く勤めるためには、仕事をただ「与えられたもの」と考えるのではなく、「自分に与えられた役割」として捉えることが大切だと思います。仕事に対するやりがいという意味では自分のやりたいことをやらせてもらえる、サポートのある職場です。

Q:息抜きは何ですか

A:趣味の料理や野球観戦でストレス発散しています。

Q&A

Q:リハビリについて教えてください

A:リハビリでは、担当看護師、支援員、PTの3名が一組となり、個々の利用者について年間計画の立案から評価まで行っています。身体機能、呼吸機能、排泄、排痰ケア、肺炎の時は体位ドレナージ、肢位保持、運動機能評価、嚥下機能評価、とろみのつけ方なども相談しています。

Q:人工呼吸器の方を見たことがない場合、勉強する機会はありますか

A:在宅用の人工呼吸器は、扱いやすく生活しやすいものになっています。新採用の方に対しては、臨床工学技士(CE)や業者による研修や教育委員会主催の勉強会もあります。

Q:入職してからどのくらいで一人立ちとなりますか

A:転職の方の夜勤オリエンテーションは3ヵ月目頃を目標にしていますが、利用者さんは自分で伝えられない・苦痛を言えない方で脆弱な方々なので、オリエンテーションや夜勤に入る時期は、一律にはできません。各々の進捗度に応じて決めています。

相談員の感想

「「利用者の笑顔を第一に」考え、優しく安全で質の高い医療・福祉を提供します。」という理念のもと、その理念を体現しようと働くスタッフ、そして施設内で生活をされている入所者お一人お一人の目の輝きに触れ、あらためて看護の醍醐味を味わえる働く場だと感じました。
訪問した日の週末は催しを控え、職員の皆さんがハロウィンの〝本気″の準備をされていました。
重心の看護が初めての方でも、入所者さんの安全・安楽を守るため、進捗度に応じた夜勤の一人立ちなど個別の教育体制が充実しています。ご興味がある方は、まずは見学会やインターンシップ(経験者でもOKとのことです)に参加してみませんか。